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2013
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concept about my audio system

オーディオシステムについては、構成的にも、デザイン的にも、このページのように、できる限り冗長さを廃した、シンプルなものにしたいと、私は考えています。

システムは複雑になればなるほど、どの部分がどのように、音に影響を与えているのかが判別しにくくなり、チューニングが難しくなりますし、工業製品というものは基本的に、シンプルなデザインのものほど、見た目を美しくエレガントにするのが容易になるからです。

私は音楽的にも、マイケル・ナイマンのミニマル・ミュージックは好きですし、デザインにおいても、ミニマリズムに基づくものは好きです。そして、私の理想とするオーディオ・システムも、基本的な考え方としては、ミニマリズムだと言えます。

上の画像は、デザインの秀逸さから、ニューヨーク近代美術館の永久収蔵品に選ばれた、無印良品の壁掛式CDプレーヤー。スピーカーとFMチューナーを内蔵しており、電源コードを引くことで、再生・停止の操作ができる。オーディオマニアにとっては、機能的・音質的に満足すべくもありませんが、ミニマル・オーディオとしては、一つの理想の形・・・

このページでは、現在 主に使用しているオーディオ機器などについて、ごく簡単に紹介させていただきます。

player GOM Audio
Frieve Audio

私の今のオーディオシステムは、基本的にPCオーディオなので、ハードウェアとしてのオーディオ・プレーヤーは、PC ということになります。

PCオーディオにおけるPCの役割は基本的に、DACにデジタル信号を出力するだけなので、PCの音質の良し悪しは、冷却ファンとハード・ディスク・ドライブの発するノイズのレベルに由来することになります。今使っているPCは、冷却ファンの音がうるさいので、静音PCが欲しいです。

ソフトウェアのプレーヤーとして好んで使っているのは、GOM Audio と GOM Player 及び、Frieve Audio や iTunes などです。特にどれが好きということもないのですが、比較的 使用頻度が高いのは、GOM Audio です。

Frieve Audio は、圧縮などによって失われた高域を、演算によって付加するHSC機能や、アップコンバート機能など、高音質化のためのマニアックな機能が搭載されているので、真剣に音楽に向き合いたい時は、これを使うことが多いです。

dac Topping D2
S.M.S.L SD-1955+

PCオーディオですから、デジタル信号をアナログ信号に変換するために、DACは必須です。デジタル・オーディオ以前には、使われなかった機器ですが、PCオーディオでは、この部分で、アナログ信号の品質が決まるのため、極めて重要な機器だと言えます。

現在使っているDACは、Topping D2 と S.M.S.L の SD-1955+ です。

D2 はヘッドホン端子がついており、いつでもヘッドフォンでモニターできることから、比較的使用頻度の高いDACとなっています。音質的には自然さと落ち着きがあり、バランス良くまとまっています。ヘッドフォンアンプの品質にも問題ありません。

SD-1955+ は、ハイエンドの機器に使われるチップが搭載されているということで、そこに魅力を感じて購入しました。D2に比べると、中域・高域がクリアーで解像度が高く、音質自体は良いと思いますが、ヘッドフォン端子が無いのと、ドライバーにバグがあるのか、GOM Audio との相性が悪いので、D2程の出番はありません。

amplifier S.M.S.L SA-98
 S.M.S.L SA-4S

以前は真空管アンプなども使っていました。真空管は、物としての魅力があるので、今でも興味はあるのですが、現在使っているのは、デジタルアンプのみです。そのうち、真空管バッファーアンプを、試してみたいと思っています。

計5種類のデジタルアンプを所有していますが、好んで使っているのは、S.M.S.L の SA-98 と、これも同じく、S.M.S.L の SA-4S です。この2つのアンプは、アナログ的な温かさと滑らかさのある自然な音で、デジタルアンプということを意識させず、音楽に没入することが比較的 容易です。

特に SA-98 は、出力も 80W+80W(4Ω) と余裕があり、音色的にもナチュラルで、ノイズが少し多めなこと以外は、これと言った欠点も無く、実用的かつ音楽性の高い、優れたアンプだと思います。

speaker about my speakers

スピーカーは、オーディオシステムの中で、再生音に対する影響力が最も大きい機器であり、それゆえ、最も私がこだわりを持っているオーディオ機器でもあります。

基本的に、このサイトは、スピーカーに関するサイトなので、このページで、スピーカーについて話すことは、それほどありません。詳細については、このサイトの個々のページを見ていただきたいと思います。

デザイン的には、ディーター・ラムスのインダストリアル・デザインのように、シンプルかつ機能美 溢れるものを作りたいと思っていますが、特にバックロード・ホーンなどは、構造的に複雑で、デザイン上の制約が多いことから、なかなか満足できるものを作れずにいます。

サイズ的には、ヒューマン・スケールを意識しているので、自ずと大きさの上限は限られます。具体的には、一人で移動するのに、支障を来たさない大きさということになります。

現在、好んで使っているスピーカーは、自作のスパイラル・バックロードホーンの Uzu-10 と ミニモニターの Laulu-08II です。上の画像の Fostex FF105WK は、今お気に入りのフルレンジ・ドライバーです。

etc. Panasonic RP-HTX7

その他のオーディオ機器として、Panasonic のヘッドフォン、RP-HTX-7 を使っています。このヘッドフォンは、デザインがとても気に入って購入したのですが、私はヘッドフォンで音楽を楽しむことがあまり無いので、モニターとして使う時以外に、出番はそれほど多くはありません。

USBケーブルや、スピーカーケーブルなどの、ケーブル類については、必要最低限の品質を備えているものであれば、特にこだわりはありません。

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